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紫微斗数 太陽星に化忌星がつく

皆さま こんばんは。

玲月彩良(れいげつ・さら)です。

 

10月に入って、厳しかった残暑もようやく落ち着いてきましたね。

 

ブログを私のOFFICIAL SITEでも始めることにしました。

 

記念すべき最初のブログは、私の命宮の主星でもある太陽星についてです。

 

最近は、日も短くなって18時になると外はすっかり暗いです。

これから冬至に向かってどんどんお日様の出ている時間は短くなります。

お日様といえば太陽星

紫微斗数では主星14星の一つです。

14主星のうち、太陰星とともに天に実在する星になります。

 

太陽星は、陰陽五行では「陽の火」、丙(ひのえ)です。

 

中天星ですので、後天運で宮に入ると、その効用は前半後半関係なくずっと続きます。

 

また、仕事運を見る官禄宮の主星であり、実利よりは自分の立場や名誉を重んじる星です。

 

太陽が天から絶対的な王者として分け隔てなく地上を照らしてくれるように、太陽星を命宮に持つ人は博愛精神に満ちていて、誰にもでも隔てなく親切にしょうとします。

 

正義感が強く、根は善良で楽観的な方が多いです。

 

陽の火ですから男性の星であり、夫や男性を意味する星としても用います。

 

そんな太陽星に、甲辰の干支が巡る今年は化忌星がつきます。

化忌星は四化星の一つ。

 

飛星派の紫微斗数では、「障害・波乱・拘り・固執・災い・嫉妬・破壊」などを意味する最大な凶星とされています。

 

化忌星は、陰陽五行では陽の水にあたりますので、火の五行である太陽星にとっては、水剋火です。

 

そのため、他の星に化忌星がつくよりも化忌星の影響が大きく出やすいように思います。

 

太陽星の天敵といえるのが化忌星。太陽星は化忌星が苦手なのです。

 

太陽星は、入る宮の位置が重要な星。

 

寅から未までの宮位に入る昼の太陽と申から丑に入る夜の太陽とでは、太陽星の特徴の出方が違います。

 

昼の太陽のほうが太陽星らしく、太陽星の福分を享受しやすく、短所は目立たなくなります。

 

そのため、同じ太陽星に化忌星が付く場合でも、昼の太陽についた場合のほうが化忌星の影響は軽くなるようです。

 

また生年化禄や自化禄がついた太陽星に後天運などで化忌星がつくと、化忌星の影響が倍になるとも言われています。

生まれた時の生年盤で、太陽星に生年化録星もしくは自化録が付いている人は、10年に一度の甲の年は要注意です。

 

太陽星の化禄は陽の火の星ということもあって化禄星の効果も大きく、だからこそ、化忌星がつく甲の年は入っている宮の象意に大打撃を受けるようなことが起こりやすいです。

 

私の実感では、三方四正など重要な宮に太陽星が入っていなくても、自分の命宮に太陽星を持つ人は甲の年は波乱続きで健康にも支障が出やすいように思います。

 

太陽星に化忌星が付く年は、無理をしないこと、大きな変化を伴うことは避けること、慎重な行動と判断を心がけることを意識して過ごすのが、無難だと思います。

 

 

そうすることで、化忌星の象意をゼロにはできなくても、大難の象意を小難や無難にまで抑えることは可能になるでしょう。

紫微斗数では次のような考え方があります。

 

『今年の自分の良い状態の宮の象意を活用して、悪い状態の宮の象意に係わることはあまり触れないようにする。』

 

 

紫微斗数の命盤は、私たちに今の自分が取るべき選択肢を教えてくれています。