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紫微斗数 命宮に化禄星①

皆さま こんばんは。

真夜中のブログ更新になってしまいました。

玲月彩良(れいげつ・さら)です。

 

今日の朝からはかなり冷え込むようです。

今年は秋が本当に短かったですね。

急な気候の変化は体調を壊します。

冬本番の寒さに負けないように暖かくしてお過ごしくださいね。

 

今日は、紫微斗数の「化禄星」のお話をしようかと思います。

化禄星(かろくせい)は、紫微斗数の「四化星(しかせい)」の一つです。

「四化星」とは以下のの四つの星のことを指します。

 

化禄星(かろくせい)

化科星(かかせい)

化権星(かけんせい)

化忌星(かきせい)

 

四化星は主星中の十一星と副星中の四星につき、単独で、宮に入ることがありません。

四化星は、星そのものの意味というよりは、ついた星の作用を変化させる役割としての意味といった方が、よいかもしれません。

紫微斗数の全ての星は、人生の傾向を表す十二の宮に一定のルールで入ります。

どなたも平等に星の数は同じです。

化禄星は、五行では「陰の土」に属します。

「財」と「福」を司る星で厄を解除する役割を持っています。

ついた星の長所を伸ばし、欠点を抑えてくれる大吉星です。

幸運な明るい星なので、象意は「陽」の特徴そのものですが、なぜか、五行は「陰」なのが不思議です。

ただ物事には、「陽」と「陰」の二面性が存在します。

光あるところには必ず闇が存在するように、大吉星としてついた星を陽に引き立たせることで、陰の部分としての役割や責任も発生してしまうことへの覚悟を、暗に私たちに教えてくれているのかなと思います。

あえて化禄星は「陰」の役目に徹しているからと私は考えています。

化禄星は、ついた星の長所を引き出すだけでなく、入った宮を「豊かな状態」にする作用があります。

命宮に入ると「自分自身が豊か」になるということです。

注意しなければいけないのは、この「豊か」というのはあくまでも状態であって現実的なことではありません。

化禄星が命宮に入っている、イコールお金持ちだとは残念ながらならないです。

 

長くなりました。続きは次回に。

お楽しみに。